意志もある、決意もした。なのになぜか行動できない
1.本当は望んでいない
「～したい！」「こんな自分になりたい！」「〜を手放したい！」「幸せになりたい！」
いろんな望みがあるのに、いざ行動しようとすると途端にめんどくさくなったり、都合が悪くなって行動できない。
そしてそんな自分に自己嫌悪。
このように「～したいのに、なぜかできない」というケースの根本的な理由は、
「本当はそれを望んでいない」
いやそんなことない！ちゃんと考えてる！という声が聞こえてきそうですが…笑
実は、ほとんどの方がこのケースに当てはまります。
この「本当はそれを望んでいない」というのは、「心では」望んでいないということ。
つまり、頭で考えている望みと、心が望んでいること(＝本望)が違うのです。
潜在意識は心の望みを優先します。
心が望んでいないことをやろうとすると「無意識の抵抗」が生まれ、行動できないのです。
よくある例で言うと、「結婚したいのにできない」という悩み。
結婚願望が強くても、なぜか結婚に至らない恋愛をしたり、婚活を始めてもなかなか理想の人に出会えない。
理想と思える人と出会えても、なぜか相手の欠点ばかり気になり長続きしない。
この場合、頭ではどれだけ結婚を望んでも、心では「結婚は望んでない、一人でいい」と思っていることが多々。
心ではそれを望んでいない、だから行動できないのです。
このケースで厄介なのは「最もらしい理由を並べる」こと。
仕事が忙しい、お金がない、時間がない、家族(子ども)がいるから、体調が悪いからetc.
誰もが納得せざるを得ないような最もらしい理由を無意識に並べます。
これらはすべて「やらない理由」です。意地悪な言い方をすれば、ただの言い訳、ですね。
本当はそんなこと望んでいないし、やりたくない。
だから、やらない理由・やらなくて済む理由(誰からも責められない理由)を現実の中に探す。
これも「無意識の抵抗」が成す技。
本人は「本当に都合が悪くなった」と思っているのですが、違います。無意識の抵抗から生まれた現状です。
このケースで大事なのは、「心(本望)に従うこと」
潜在意識は心の望みを優先させるため、心に従えば無意識の抵抗は生まれません。
むしろ、何をすべきかが直感的に思い浮かび、自然と行動できます。そして行動するから叶う。
決心を固めても行動できない人は、頭の望みと心の望みの違いを確認し、
心の望み・本望に従いましょう！
行動しようとすると、漠然とした不安や怖れが．．．
2.禁止令とダブルバインド
自分や現状を変えるために方法を学び、決心も固めた。
でもいざ行動しようとすると、行動していると、
言葉にならない不安や怖れにおそわれ行動できなくなってしまう。
このケースの不安や怖れは、やったことのないことをやるから怖いのではなく、
もっと深いところで感じる本能的な怖れです。
このケースの背景には、「禁止令」が強く影響しています。
禁止令とは、その名の通り「〜してはいけない」という命令で、幼い頃に養育者から受け取ったもの。
禁止令は２４種類あり、この禁止令によって人生のストーリを自ら決めていると言われています。
ほとんどの人は複数の禁止令を同時に受けており、それ自体は問題ではありません。
問題となるのは、その強度。
禁止令の影響が強ければ強いほど、現状を変えようとしたときに大きな不安や怖れが生まれ、
結果、禁止令に従った現実になります。
例えば、「愛着を感じるな」という禁止令を受けている場合。
理想の相手と出会い付き合うことになったはいいけど、親しくなればなるほど相手と一緒にいることに不安を感じ、
浮気をしていないだろうかと疑ってしまったり、逆に自分が浮気をしてしまい、結果相手と破局。
これは、「愛着を感じてはいけない」という禁止令の影響により、
愛を感じる状況に不安や怖れを覚え、愛を感じられない状況を自ら作り出してしまうのです。
禁止令が望みの妨げになっているのであれば、その禁止令を解けばいい。
という話になるのですが、そう簡単に解けないのがこの禁止令の難しいところ。
禁止令が願望実現の大きな妨げになっていることは多々あるのですが、禁止令に従うことで、
・何かを得られる
・何かを避けられる
という「メリット」も受け取っています。
例えば、「愛着を感じない(親からの禁止令に従う)」ことで「親とつながっていられる」のように。
そのメリットを受け取れなくなることに本能的な怖れが生じ、
「〜したい・変えたいのに、できない」というせめぎ合いが起こります。
このせめぎ合いを「ダブルバインド(二重拘束)」と言い、
禁止令とダブルバインドによって行動できない、つまり叶わない、という状態に。
このケースでは、まず自分の禁止令とダブルバインドを明確にし、
丁寧に扱いながら手放していくことが何より重要。
ただし、この作業は必ずカウンセリングやセラピーで行ってください。
禁止令とダブルバインドの自己判断、自己流の解除は、
返って禁止令とダブルバインドを強めることがあり、危険です。
武闘派女子のみなさんは「頼る」ことが苦手ですが、
ここはしっかり専門家に頼りましょう
セラピーを受けてスッキリしたのに．．．
3.癒して終わり
セラピーやカウンセリングでインナーチャイルドを癒し、不要なものを手放した。
気分も身体も軽くなり、明るい未来を想像できるようになった。
なのに現実は何も変わらない。わたし自身も何も変わらない。
これは、セラピーを受けたことのある方にとても多いケースです。
これは、わたし自身も痛い経験としてあります。
過去が癒えると、とてもスッキリ晴れやかな気分になり、
すべてが解決・解消したかのように心も身体も軽くなります。
そこが落とし穴。「癒して終わり」にしてしてしまうのです。
さらに悪いパターンは、癒されたときの快感を求め、また別の問題を自分の中に探しセラピーを受ける。
その繰り返し。
あるカウンセラーさんは「痛みを取るだけのセラピーはモルヒネと同じ」とおっしゃいます。
つまり中毒になる、ということ。
わたしもこの中毒的な状態に陥り、毎日のように自分の問題点を探していました。
これも立派な自己否定。だから寝たきり状態にまでなってしまったのです。
セラピーなどで癒えるのは過去だけ。
過去だけ癒しても、今や未来は変わりません。
また、潜在意識や脳の回路は、一度や二度のセラピーでは変わりません。
ある程度の時間をかけて反復行動することで変わり始めます。
大事なのは、癒した「その先」。
もちろん癒しや手放しは大事なプロセスなので、わたしのセッションでも行います。
ですが、それらはあくまでもプロセス。目的ではありません。
セラピーを受けても何も変わらない現状にモヤモヤしている方は、
目的意識がなく、行動量が圧倒的に少ない傾向があります。
癒した後は、自分の本望を目的とし、
新たな意識(価値観や前提など)をもとに行動する。
これが何よりも大事です！
目的意識も行動量もあるのに、望んだ結果にならない
4.自己流は事故流
SNSなどでいろんな情報をゲットし、
”自分なりに”自分と向き合ったし、実践も繰り返してきた。
でもなぜか結果が出ない。
違うアプローチや方法ならうまくいくかもと思い、
またSNSを漁っては実践。でも結果は．．．
これは本当に多く見られるケースで、
特に自立心と成長欲が旺盛な武闘派女子に特徴的な傾向です。
目標意識や行動量もある。なのになぜ思った通りの結果にならないのか。
それは「自己流でやっている」ことが大きな原因。
自分なりに向き合ってみる。自分なりに自分を判断してみる。
あちこちから情報を集めて自分なりに組み合わせてみる。
この「自分なりに」が願望実現を遠のかせているのです。
「自己流は事故流」という言葉があります。
心理系だけでなく、ビジネスの世界においても、
自己流でやるとうまくいかず、返って問題を大きくしてしまいます。
主観的になりすぎてしまうから。
人の意識は、「不快を避け、快を得る」という性質があります。
この性質により、自分の見たくないところ、触れたくないところを無意識に避けたり、
自分の都合の良いように物事を捉えてしまいます。
また、どんなに素晴らしいメソッドやワークを教えてもらっても、
無意識に必要なステップを飛ばしている人もとても多い。
結果として、本当の問題を見失ってしまうのです。
自分なりに、つまり主観ではこの盲点に気づけません。
自分自身や、自分を取り巻く出来事・現状をニュートラルに捉えるには訓練が必要です。
訓練を重ねてきたカウンセラーやコーチも、自分のこととなると専門家を頼ります。
このケースで大事なのは、「専門家に頼る」ということ。
そして、自分にとことん素直になり、自分のすべてを受け入れる覚悟をする。
これができれば、武闘派女子のみなさんの変化は早いですよ！
生き方を変える
ファーストステップ
望まない現実のもとになっている禁止令や思い込みを手放し、本質的な自分の望む生き方・現実を具現化させる長期プログラム
【コアライフ・プランニング】
その導入部分を今だけ無料で体験できます！
戦闘モードを手放し、楽に、自由に生きたい方は、ぜひこの機会に体験してください！
